約 3,804,779 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/22128.html
修理兵クロコップ C 火 3 クリーチャー:マグナ・ライザー 4000 作者:アズライト 火のバニラクリーチャー。 でも3マナなのに4000もある。 ぶっちゃけフレーバー用である。 フレーバーテキスト 説明しよう!マグナ・シティでは日夜戦闘が行われている! それにもかかわらず戦闘の痕跡がいつの間にか消えているのはなぜか! 答えは簡単!毎日毎日クロコップの皆さんが修繕をしているからだ! 日給300万デュ円!週休二日!割と待遇が良いぞ! あとヴィラン側のクロコーン?の方々とは月末に合同で飲み会する仲とのウワサだ! 収録 DMRPA-01「新章アナザー 闘争のマグナ・シティ!」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vipdephoto/pages/18.html
露光に関するカメラの仕組みを水道とコップで例えた場合 本項では上記の通りのことを説明します。 あくまで初心者向けです。伝えやすいように敢えて詳しく説明していないところもあります。 露光 まず露光ですが、光を水と例え、蛇口(水の出る部分)をレンズと例えます。 そして、以下の前提を頭に入れておいて下さい。 さて、3点について説明していきましょう。 ISO感度 ISO感度はコップの大きさで例えることができます。 コップが小さいほど(感度が高いほど)、少量の水(光)でコップの中身を満たすことができます。 シャッタースピード 蛇口を長く開けるほど、水がコップに注がれます。(シャッタースピードが長いほど、光がカメラへ送られます) F値(絞り) 蛇口を開けるほど、コップに注がれる水の量は増えます。(F値を開けるほど、カメラに送られる光の量は増えます) 上記の例えから…… ・ISO感度が異なり、その他の設定が同じ場合 コップの大きさによって入る水(光)の量が異なる ・F値(絞り)は同じでシャッタースピードが異なる場合 シャッタースピードが早いと入る光の量が少なくなる。 シャッタースピードがその他の設定に対して適正値なら、露出も適正となる。 シャッタースピードが遅いと入る光の量が多すぎてしまう。 ・F値(絞り)が異なりシャッタースピードが同じ場合 左から、 ・絞りが大きいと、入る光の量が少なくなる。 ・絞りが適正なら、適正露出となる。 ・絞りを開きすぎると、入る光の量が多すぎてしまう。 と、まあこんな感じです。 「ゲゲッ、こんなに覚える事あるのかよ! メンドクセ!」 と思ったアナタ。 最近のカメラにはプログラムオートという、とても便利なモードがあります。 上記の絞りだの露出だのシャッタースピードだのを自動で設定してくれるスグレモノです。 とりあえずシャッターを切るところから始めてみると、それはそれで楽しいですよ。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/15410.html
アイアン・コップ C 水文明 (4) クリーチャー:アイアン・バスター 2000 ■自分のマナゾーンにあるクリーチャー1体につき、このクリーチャーを召喚するコストは1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない。 作者:123 関連 《オニチャッカリ 爆ゾウ》 収録 DMSS-06 「時門編(サイキック・ゲート)第一弾」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/trivia-mike/pages/1911.html
長野県にある朝日村んレタス農家舞台んうくぬレタスがスコップ農家跨るぬん! モスバーガーに供給さん。
https://w.atwiki.jp/vivids174uc/pages/215.html
お水 ぬこあいらんどの貴重な施設。 水分補給はこれで完璧にゃーと猫たちは語る。 新鮮な水と美味しいご飯があるそんな夢のような生活に猫たちは満足している様子だ。 ちゅ~る カリカリ ぬこあいらんど
https://w.atwiki.jp/actors/pages/2973.html
オスカー・コップをお気に入りに追加 オスカー・コップのリンク #blogsearch2 オスカー・コップとは オスカー・コップの77%はビタミンで出来ています。オスカー・コップの11%は雪の結晶で出来ています。オスカー・コップの7%は犠牲で出来ています。オスカー・コップの3%は玉露で出来ています。オスカー・コップの1%は月の光で出来ています。オスカー・コップの1%は純金で出来ています。 オスカー・コップ@ウィキペディア オスカー・コップ オスカー・コップの報道 gnewプラグインエラー「オスカー・コップ」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 オスカー・コップのキャッシュ 使い方 サイト名 URL オスカー・コップの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ オスカー・コップ このページについて このページはオスカー・コップのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるオスカー・コップに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/rs300sai/
レイコップRS300最安値 レイコップ【RAYCOP】ブカンセムズ ふとんクリーナー(スタイリッシュブラウン) RS-300JBR★【RS300JBR】 価格 26,900円(2014/7/17 20 08時点)感想(2件) 【★在庫あり:7/19入荷予定】 レイコップ [RAYCOP]ふとんクリーナー RS [アールエス]RS-300JWH(パールホワイト)【長期安心保証対象商品】 価格 27,284円(2014/7/17 20 08時点)感想(1件) 他行振込み手数料0円貴重&定期金利も高い銀行 スマホ料金安くする方法 無料ゲーム クレジットカードランキング おいしいコーヒー土井 プリペイド携帯 人気のスマホグッズ Tシャツ比較 扇風機人気ランキング
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34938.html
登録日:2016/08/10 Wed 08 18 10 更新日:2024/07/05 Fri 20 44 27 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 13代目 イケメン ナイスミドル ナンパ師 プレイボーイ ローゼンリッター ワルター・フォン・シェーンコップ 三木眞一郎 不良中年 亡命者 女好き 毒舌家 羽佐間道夫 自由惑星同盟 薔薇の騎士 貴族 連隊長 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説登場人物項目 騎士 このうえは私も微力を尽くすとしましょう。永遠ならざる平和のために ワルター・フォン・シェーンコップは銀河英雄伝説の登場人物。 銀河帝国からの亡命者で編成された「薔薇の騎士(ローゼンリッター)」連隊の連隊長。 CV:羽佐間道夫、三木眞一郎(Die Neue These) ■[人物]■ グレーがかったブラウンの髪と瞳、彫りの深い顔、長身で洗練された容姿を持つ事から、女性関係において僚友のオリビエ・ポプラン中佐と共にヤン艦隊の『双璧』と呼ばれる。 ある朝、シェーンコップとポプランがそれぞれ隣り合った女性士官の部屋から出てきたところでばったり出くわし、次の日にはそれぞれ前日とは逆の部屋から出てきたところで出くわした……なんて話も伝わっている。 関係を持った女性の数をいちいち覚えていないため、後に自分の娘であるカーテローゼ・フォン・クロイツェル(通称カリン)が名乗り出た時も、 カリンの母親であるローザライン・フォン・クロイツェルのことを思い出すことが出来ずカリンからマジギレされた。 実際、衛星ヴァンフリート4=2に駐留していた頃は、「夜ともなれば、複数の女性兵士のベッドを狭くする夜課を怠らなかった」そうで、OVA版では銀河英雄伝説では珍しいベッドシーンまで披露している。 娘に対しても感動の親子の対面…なんてことは全くやろうとせず、むしろ複雑な思いを抱えるカリンにもわりと平然と接して、たまに毒まで吐くためポプランがフォローに入るレベル。 カリンを嫌っていたわけではないようだが、とにかくこのことに対する心情は娘にも周りにも見せようとしなかった。 ユリアン・ミンツにとっては射撃や白兵戦の師匠であり、シェーンコップの方も荒事の苦手なヤン・ウェンリーを引き合いに出して、度々ユリアンの筋の良さを褒めている。 ちなみにユリアンとカリンの仲については「ものわかりの悪い父親になって、娘の結婚を邪魔する楽しみができた」などと言って、からかいながらも彼なりに応援している。 毒舌家としても有名で、上官にも決して媚びず、不甲斐ない同盟政府に対しても度々痛烈な批判を浴びせていたため、軍のお偉方からは煙たがられていた。 ただ、面倒見の良い性格のせいか、部下からは割と慕われており、シェーンコップがヤン・ウェンリーと共に自由惑星同盟から離反した後も薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊は最後まで彼に従い続けた。 ■[能力]■ 白兵戦の実力は、達人とも言われるほどで、しかも、白兵戦の猛将であると同時に策士としての才能もあり、冷徹な戦略眼も備えていた。 ヤンの才幹を高く評価しており、「兵力が互角でラインハルトと戦えばヤンの方が勝つ」と考えている。この仮定が戦略を無視した無意味な仮定なことは本人も承知している。 ただ、そのせいかヤンが政治権力を持つことを忌避することに強い不満を持っており、救国軍事会議によるクーデター時やバーミリオン会戦における政府の停戦命令発令時など、ヤンが政治権力を握れるチャンスが訪れる度、ヤンをけしかけている。 特にバーミリオン会戦の時など掴みかからんばかりで 分かっておいでなら、今一度確認しておきましょう! さぁ政府の命令など無視して、全面攻撃を命令なさい! そうすればあなたは3つのものを手に入れることができる。 ローエングラム公の命と宇宙と未来の歴史をね さらに、「そのまま進む(戦闘を続行しラインハルトを討ち取る)だけで、歴史の本道を歩むことになる」とまで言い切っている。 彼が広い視野を持ち、戦略的な思考が出来る人物だからこそ、このような発想も出来るのだろう。 ■[来歴]■ 元々は自由惑星同盟ではなく銀河帝国の貴族の生まれで、六歳の時に祖父母に連れられて帝国から同盟に亡命した(*1)。 16才の時、同盟軍士官学校の入学試験を受験し合格したが、校則に嫌われた(?)らしく入学はしなかった。 代わりに下士官を養成する軍学校の陸戦部門に入学。 卒業後は帝国からの亡命者で編成された「薔薇の騎士(ローゼンリッター)」連隊に配属され、そこで数々の武勲を重ね若くして薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の13代目連隊長に任命される。 宇宙暦796年薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊ごとヤン・ウェンリーの第13艦隊に編入され、以後ヤンの指揮下に入り、数々の陸上・白兵戦闘において活躍した。 第7次イゼルローン要塞攻防戦で同盟軍に一切の犠牲を出すことなくイゼルローン要塞を無血占領出来たのは彼の功績が大きい。この戦いの功績で准将に昇進し、薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊長をリンツ大佐に譲っている。帝国領侵攻作戦後はイゼルローン要塞防御指揮官として、要塞運営のNo.3となっている。 救国軍事会議のクーデターでは薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊を指揮して、惑星シャンプールを3日で制圧、さらに脱走を装ってヤン艦隊に乗り込んで来たバグダッシュの意図を見抜いてヤン暗殺を阻止した。なお惑星シャンプール制圧の功績で少将に昇進しているが、これはヤン艦隊の将帥では唯一の昇進であった。 第8次イゼルローン要塞攻防戦ではヤン不在の中、司令官代理となった要塞事務監・アレックス・キャゼルヌ少将を補佐し、また装甲擲弾兵部隊の降下作戦に際しては、薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊を指揮して獅子奮迅の戦いぶりを見せた。 ラグナロック作戦では帝国軍の作戦を逆手にとってオスカー・フォン・ロイエンタールの御座艦であるトリスタンに乗り込み、ロイエンタールと一騎打ちを演じあと一歩まで追い詰めた。ハイネセン帰還の際に中将に昇進。 バーミリオン宙域会戦で自由惑星同盟がラインハルト・フォン・ローエングラム率いる帝国軍に降伏した後は軍を退役し予備役に編入。 その後は実質的に銀河帝国の統治下に入ったハイネセンで地下活動を行い、軍務尚書パウル・フォン・オーベルシュタイン元帥の示唆によって、帝国高等弁務官のヘルムート・レンネンカンプ上級大将とジョアン・レベロ最高評議会議長に暗殺されそうになっていたヤンを、ダスティ・アッテンボロー中将やバクダッシュ大佐、ブルームハルト中佐指揮の薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊と共に間一髪で救出。レンネンカンプを拉致してジョアン・レベロに取引を持ち掛け、ヤン一行のハイネセン脱出を成功させた。 ハイネセン脱出後は第10次イゼルローン攻防戦(*2)においてメルカッツ提督の指揮の下で薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊を率いてイゼルローン要塞の奪還に尽力する。 続く回廊の戦いは艦隊戦の為出番はなく、地球教徒によるヤン・ウェンリー暗殺もイゼルローン要塞の防衛力の強化に専念すべしという理由から、イゼルローン要塞に待機を命じられていたため救出に間に合わず、結果的にヤンを死なせ、ヤンの警護にあたっていた部下のブルームハルト中佐の死を見取る事となった。 ヤン亡き後はヤンの後継者としてユリアンとフレデリカを擁立。イゼルローン共和政府を立ち上げ、ヤンの後継者であるユリアン・ミンツを支え続けた。 最期は両陣営にとっての最後の戦いとなったシヴァ星域会戦において、帝国軍総旗艦「ブリュンヒルト」への突入に成功した後、ユリアンがラインハルトの元に辿り着くまでの時間稼ぎを行い戦死。 致命傷を負いながらも周囲を威圧しながら階段を上がり、一番上に悠然と座って相手を見下ろしながら絶命したその死に様は、歴戦の勇者に相応しいものであった。 ワルター・フォン・シェーンコップ、三七歳、死に臨んで言い残せり――― わが墓碑に銘は要らじ、ただ美女の涙のみ、わが魂を安らげん、と。 ふん、どうもいまひとつ、修辞が決まらんな。 アッテンボローの青二才に、代筆させたほうがまだましか。 ……そうだ、あの娘だ、ローザライン・フォン・クロイツェルといった。 ローザと呼んでほしいと言っていたな…… 薔薇の騎士連隊 銀河帝国からの亡命者で編成された部隊で、陸戦においては同盟最強の部隊と言われており「ローゼンリッター連隊の戦力は一個師団に相当する」と評されていた。 ただ、戦闘においては極めて優秀な能力を持つ薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊だったが、それと同時に帝国へ逆亡命するものも多かったため同盟軍内部での信頼は薄く。 事実、薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の歴代の連隊長12人のうち4名は帝国軍との戦闘で死亡し2名は将官に昇進した後に退役したが、残りの半数の連隊長は帝国へ逆亡命している。 特に第11代連隊長を務めたヘルマン・フォン・リューネブルクが逆亡命した際には薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊は一時廃止寸前にまで追い込まれた。 しかし、連隊の創設理念に亡命者への政治宣伝が含まれていた事や、薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の戦果が他の部隊に比べ凄まじかった事から、なかなか廃止に踏み切れないといった状況が続いていた。 やがて薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊は、ヤン・ウェンリーが率いる第13艦隊に編入され、以後ヤン・ウェンリーの指揮の下で数々の激戦を潜り抜けた。 両陣営にとっての最後の戦いとなったシヴァ星域の会戦では、元連隊長のシェーンコップをはじめ、多くの隊員が戦死し、イゼルローン要塞攻略時には1,960名を数えた連隊員は、5年の激戦を経てシヴァ星域会戦終了時には204名にまで減少し、生き延びた隊員も全員が負傷していた。 ■[隊員]■ ヘルマン・フォン・リューネブルク 第11代連隊長。 優秀な軍人だったが帝国へ逆亡命してしまった。 そのため残された薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の隊員からはひどく恨まれている。 宇宙歴794年の第6次イゼルローン要塞攻防戦で、薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の挑発に乗せられざるを得ない状況に追い込まれ、シェーンコップとと戦い、敗死する。 オットー・フランク・フォン・ヴァーンシャッフェ 第12代連隊長。 シェーンコップとは違い冗談の通じない堅物で部下からの評価もあまり高く無かった(*3)。 第6次イゼルローン要塞攻防戦に先立つ、衛星ヴァンフリート4=2の戦闘においてリューネブルク率いる陸戦隊の攻撃により戦死した。 カスパー・リンツ 第14代連隊長。 知勇の均衡という点ではシェーンコップを凌ぐ人物。 シェーンコップが将官に昇進したのを機に連隊長に就任したが、シェーンコップが実戦指揮を執ることが多かったため、補佐役に徹していた。 シヴァ星域海戦時も負傷しながら生存し、数少ない薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊の生き残りとなった。 ライナー・ブルームハルト 薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊最後の連隊長(但し最終階級が中佐のため連隊長代理)。 リンツが「動くシャーウッドの森」艦隊に参加し、記録上戦死扱いとなった為連隊長代理となる。 ヤン・ウェンリーが地球教徒に襲撃された際は命がけでヤンを逃がしたが、結局ヤンは逃げ切れず死んでしまった。 ■[余談]■ イゼルローン要塞において1月8日は「奇術師ワルター・フォン・シェーンコップの日」として祝日とされている。 このうえは私も追記修正を尽くすとしましょう。良項目の作成のために △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] お、不良中年の項目ができたか -- 名無しさん (2016-08-10 08 28 25) 気を抜いていたところに、いかにも戦闘訓練を受けていなさそうな一兵卒の一撃で致命傷を受けるとは、魔がさしたのかなぁ…… -- 名無しさん (2016-08-10 12 18 12) 「俺の趣味はポプラン程悪くないよ」いえ同じ女性を抱いてる時点でドッコイドッコイだと思います -- 名無しさん (2016-08-10 12 22 14) ↑だから同じ女性を抱いてないってことを言いたかったんだろうと -- 名無しさん (2016-08-10 13 17 27) ↑ポプランに、『地獄では魔女とイチャイチャしてるに違いない(意訳』と言われてるってのがさすが…… -- 名無しさん (2016-08-10 13 20 08) 高校時代に読んで、おっちゃん年代になっても、個人的に「できる大人」:であり続けてる -- 名無しさん (2016-08-10 20 58 36) 本質的には全員がヤンのイエスマンなヤンファミリーの中で唯一ヤンに対して異なる意見を提示できる人。ある意味ラインハルト陣営におけるオーベルシュタインと同じポジションかもね -- 名無しさん (2016-08-10 23 36 58) 白兵戦ならオフレッサーに次ぐ作中2位かな? ロイエンタールとは五分だったけど、長引けばシェーンコップ有利だと思うし、キルヒアイスや全盛リューネブルクでも多分勝てないだろう -- 名無しさん (2016-08-11 00 14 40) もしもヤンがシェーンコップの助言に従ってたら銀河英雄伝説の歴史はどうなってたかな? -- 名無しさん (2016-08-11 04 37 13) 同盟側はトリューニヒト体制安泰だろうけど、帝国側がどうなってたかだな。(バーミリオン会戦の時点では、まだ世継ぎのアレク大公は生まれていない)ただ、逆クーデターを起こしてまで帝国に降伏したことを知ると、ヤンを暗殺してでもラインハルト打倒を阻止しようとする可能性は否定できないけど。 -- 名無しさん (2016-08-11 07 18 20) トリューニヒトとしては現体制が続いていた方が都合がいいからラインハルト打倒を阻止しようとするってのはないんじゃないかな。降伏したのもあの時点でヤンがラインハルトを討ち取る寸前だったのを知らなかったからだし。 -- 名無しさん (2016-08-11 16 48 57) バーミリオン会戦の時点でラインハルトが死んだら銀河帝国はしばらくは混乱状態になるだろうから、その隙を突いて今度は同盟側が帝国領に攻め込むとかありそうだな -- 名無しさん (2016-08-11 17 15 10) ↑だろうなぁ。キルヒアイスももういないし、ラインハルトのような優れた戦略で迎撃する者がいないから…… -- 名無しさん (2016-08-11 17 29 54) ↑でもトップに立つのがトリューニヒトじゃどの道アムリッツァの二の舞じゃないか? -- 名無しさん (2016-08-11 23 39 39) ↑いや、トリューニヒトは意外と戦略眼あるよ。アムリッツァの時も主戦論者の中で一人だけ出兵に反対したし。ただ、同盟が勝った場合全銀河の支配者になるのがトリューニヒトだから正直ロクなことにならない気がする。 -- 名無しさん (2016-08-12 15 59 51) 第二のルドルフと化してトリューニヒト王朝を作りそう -- 名無しさん (2016-08-12 16 02 54) オフレッサーが完全な脳筋なのに対して、シェーンコップは、それに理性が加わってるのがポイントだよね。作品が違うけど、方向性が碧の軌跡のひげ親父に似てる気がする。『理性で猛き衝動を飼いならす」みたいな。 -- 名無しさん (2016-08-16 07 27 06) 数々のヤンへの煽り・焚き付けは「実現したらいいけど無理だろうな、でも駄目元でも言わざるを得ない」という心境だったのだろうか -- 名無しさん (2016-08-18 02 38 29) シェーンコップの言葉は道徳的にはともかく戦略的には絶対的に正しいんだよな。シェーンコップの言うとおりにしていれば少なくとも自由惑星同盟は滅びずに済んだし。その後の犠牲者の数も減っていた。 -- 名無しさん (2016-08-18 04 04 44) ラインハルトがオーベルシュタインを評して「自分はオーベルシュタインを好いたことは一度もないが省みると最も多くオーベルシュタインの進言に従ってきた。それは奴が常に正論を口にするからだ」って言ってるけどもしもヤンがラインハルトの立場だったら拒絶すると思う -- 名無しさん (2016-08-18 04 11 32) 良い悪いじゃなくてそれがヤン・ウェンリーというキャラクターなんだろう -- 名無しさん (2016-08-18 04 16 02) ↑1,2 確かアムリッツァの前の焦土作戦のときも、「自分にはこんな作戦は無理だ」って言ってたしね。 -- 名無しさん (2016-08-18 06 37 37) 正論の中にも皮肉軽口をバンバンいう愛される馬鹿野郎。こういう大人って一度は憧れるもんさ -- 名無しさん (2016-10-20 21 20 39) シェーンコップは同盟が寿命がきてることを見抜いてたかもな。だからヤンに革命しろよって焚き付けたのかな。 -- 名無しさん (2016-11-02 17 09 34) 『毒舌家としても有名』というかヤン艦隊、ひいては銀英伝の登場人物で毒舌家でないほうが少ない。銀河毒舌伝説なんて異名もあるくらいだし -- 名無しさん (2016-11-08 17 24 29) ポプランは、ヤンが死んだときは悲しかったろうけど、不良中年が死んだときはきっと寂しかったんだろうな -- 名無しさん (2017-02-21 16 13 43) ↑「十三月三十二日、美女たちの涙の海で溺死」と墓碑銘を撰したのも、その寂しさからというのもあったのかな。 -- 名無しさん (2017-02-21 18 19 12) タグや項目内に他作品のキャラ名いれるのはいいけど実際の名前も知りたいなっと -- 名無しさん (2017-06-26 18 19 58) 野暮なことだけど、ヴァーミリオンでヤンをたきつけたときの言葉って、『全面攻撃を命令なさい!』じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2018-02-27 09 05 29) 新アニメだと三木眞一郎。確かに脳内再生しやすいわ。 -- 名無しさん (2018-03-14 22 54 19) どこかでも書いてたけど、しきりにヤンを嗾けていたけど、実際に彼が権力者になったら、彼はどうしたんだろうね?作中では『後代の歴史学生の頭痛の種が一つ増えるだけ』と答えていたが -- 名無しさん (2018-03-28 11 56 51) ↑『権力者』だったら普通にヤンに助力するだろう。『独裁者』なら微妙だけどシェーンコップの性格ならまだヤンの側に付くんじゃないかな?(ちなみにポプランやアッテンボローならこの時点で反ヤン政権側に回ると思う)問題はヤンがルドルフのような『悪しき独裁者』になった場合だけど、その時は自分の手でヤンを殺そうとすると思う -- 名無しさん (2018-03-28 12 38 14) ↑3 ライフルもって、『狙い撃つぜええぇぇぇぇ!!』とか、『乱れ撃つぜ!』とかいうんですねわかりますw -- 名無しさん (2018-03-28 13 23 38) ↑夜の乱れ撃ち(意味深)か… -- 名無しさん (2018-05-24 10 52 14) ↑誰がうまいこと言えとww -- 名無しさん (2018-05-24 13 42 58) ↑百発百中とはいかんようだがな。0でもないが。むしろ当てたらいかんものだけど。 -- 名無しさん (2018-05-31 13 15 50) ラインハルト「夜の狙い撃ちなら予も得意であるぞ」(精一杯のカイザージョーク) -- 名無しさん (2018-05-31 13 29 58) ブリュンヒルトでの戦闘で、あの帝国兵の中に、レンテンベルクの白兵戦に参加した者がいたら、きっとオフレッサーの影をシェーンコップに見ただろうな。強さ的に -- 名無しさん (2018-07-30 21 05 31) 士官学校に入学できなかったのってやっぱり亡命貴族出身だったからなんだろうか? -- 名無しさん (2018-09-12 14 31 22) この人を見ると良く分かるけど実はヤンファミリーのメンバーで民主主義者と言えるのはヤンだけでそれ以外の人間はヤン・ウェンリー個人に忠誠心を持っているんだよね。もしもヤンが共産主義者だったら彼らは共産主義の為に戦っただろうし。もしもヤンがファシストだったら彼らもファシズムの為に戦っただろう。そういう意味ではトリューニヒトやレベロの疑念も無理からぬ話だったと言える -- 名無しさん (2019-03-08 06 52 54) 「俺はヤン提督に一つばかり言ってやりたいことがあるんだ。ブルームハルトが命がけで提督を逃がしたのに、提督は逃げきれずに死んじまった。あの時だけはドジが過ぎたな」という台詞からは、本当に不良中年の無念が感じられたな。あと、オフレッサーと戦ったらどうなるかだけど、シェーンコップのことだから、戦技の足りない部分を知略で補うんじゃなかろうか。シェーンコップとあろう者が、戦技の差に気付かないわけがあるまい。 -- 名無しさん (2019-11-07 15 30 04) あと、キャゼルヌの『あのシェーンコップがねぇ……。あの男でも死ぬのかねぇ……」も名言だったな。 -- 名無しさん (2019-11-07 15 34 09) 実は一貫して対帝国強硬派なんだよな…他のヤン艦隊メンバーと違って帝国移民の命がかかってんだから当たり前だが -- 名無しさん (2022-08-03 12 15 11) 皮肉にも帝国人気質なんだよな。ヤンに忠誠の形変えた君主政治、民主主義に対して理解どころか冷笑してる節すらある。ヤンを君主どうこうは他艦隊メンバーも少なかれ指摘される部分ではあるが、政府への命令無視やクーデターを積極的に唆すこの人とは一線画してはいる -- 名無しさん (2024-05-16 18 10 13) ヤンが死んだときの喪失感すごかったろうな…原作ではユリアン視点ばかりではあったけど。多分それ以降は主観では余生みたいなもんだったんではないか -- 名無しさん (2024-05-23 13 16 42) 帝国人が同盟人よりも対帝国なのが皮肉な -- 名無しさん (2024-07-05 20 44 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinmanga/pages/353.html
コップ一杯分の狂気 ◆23F1kX/vqc 体が欲するままに与えられた眠りは、心地いい目覚めをもたらしてくれる。 ふわふわとした浮遊感につつまれたまま、我妻由乃はゆるやかにまぶたをあけた。 そのまま猫のように大きな伸びをする。血液が、ゆっくりと体中をめぐっていく。 すみずみまで力が満ちてくるようだった。 ごそごそと白衣のかたまりから這い出して、身なりを整える。 雪輝の隣にいるのに、汚い格好なんてしていたくない。 戦いに次ぐ戦いで多少の汚れは仕方がないけれど、だらしがないなんて絶対に思われたくない。 由乃は手櫛で髪を整えて、ゴムで結いなおす。 寝床代わりの薬品室には鏡がなくて、本当にきれいにできているかチェックできないのがくやしい。 と、こげ茶色のスカートにしわがあるのに気がついた。 着の身着のままで寝ていたせいで、右側のプリーツが変にずれている。 しっかりと寝押しされてしまったその型は、きわめて頑固だ。すそを一生懸命引っ張っても直らない。 手のひらでたいらに押しても戻らない。いやだな、と思った。 由乃は憂鬱な気分のまま、制服のリボンを一度解いて結ぶ。 長さが左右対称になるよう、輪の部分に指をいれて丁重に整えた。 薬品室には消毒液の強いにおいがこもっていた。雪輝が誤って割ってしまったのだろうか。 体はすっかり元気なのに頭がまだ少しぼんやりしているのはそのせいかもしれなかった。 それとも、睡眠薬がどこかに残っているのだろうか。 ――睡眠薬……。 どきりと胸が大きく鳴る。頬がぽっと熱くなるのを感じて、由乃は両手を添えた。 その指先で、そっと桃色のくちびるをなでる。あじわうようにやわらかい輪郭に指をすべらせて、うっとりと目を閉じた。 なめらかでやさしい感触がよみがえってくる。 病院にたどり着いてから、由乃はロビーのソファーですっかり寝入ってしまっていた。 もっと静かでよく眠れる場所を、と雪輝が見つけてくれたのが薬品室だ。 ロビーは遮蔽物が少なくて、強敵が攻めてきたら戦うのも逃げるのも不利だった。 その点薬品室は近くに非常口があるし、廊下から隠れてロビーの敵を一斉掃射することもできるだろう。 無差別日記があるとは言っても、頼りすぎると足元をすくわれることもある。 夢うつつながらも、雪輝の頼もしさとりりしさに感動したものだった。 そして起きようともたつく由乃を、雪輝はにっこりと笑って制して、 ひざのうらに手を入れて軽々と持ち上げ――由乃の主観では――まるでお姫様みたいに、だ。 そのあたりの白衣を幾重にも重ねて由乃専用のベッドを作ってくれて、 小さな子をあやすようにそっと髪をすきながら、もう少し寝ていなよとくすぐるようにささやく。 そして。 由乃は手のひらに、ますます熱が高まるのを感じた。 そして王子様は、おやすみのキスをしたのだ。由乃のこの、くちびるに。 由乃がよく眠れますようにとそっとくわえた睡眠薬が、由乃ののどにすべりこんだ。 雪輝とは何回もキスをしたけれど、あんなに体温を感じるキスははじめてだった。 顔が火照る。頭から湯気が出そうなくらい、体の内側から熱くなる。 由乃はもう一度白衣のシーツにもぞもぞもぐりこんだ。頭から白い布をかぶる。 こうやって寝たふりをしていたら、今度はおはようのキスをしてくれないかな。 おずおずとした、控えめで照れ屋ないつものキスをくれないかな。 由乃は一人でくすくすと笑った。そんなキスをもらえたら、どんなに幸せだろう。 雪輝に見てもらえて、雪輝と一緒に居られて、雪輝と道が交わって、それだけでも十分幸せなのに、 そんなことになったら幸せすぎて死んでしまうかもしれない。 ――まだ死ぬわけにはいかない。 王子様は来ない。由乃は再び起き上がった。雪輝はどこだろう。 由乃が死んでいいのは、雪輝が確実に生き延びられる道筋をつけてからだ。 日記所有者との戦いなら、雪輝と由乃が最後の二人になって、雪輝が神として一人生き延びる覚悟を決めてからだ。 この殺し合いのゲーム上なら、雪輝の帰還が予知よりも確かな未来と見出せてからだ。 散らかした白衣の中に、由乃のバックパックがなかった。雪輝のバックパックもない。 由乃はノブをつかむとドアをひき開けた。が、回らない。鍵がかかっている。 多幸感の中に焦燥がちりりとこげつく。 雪輝は、ロビーで待っているに違いない。 つまみをまわして出ると、そこも一面に消毒液がまかれていて、かわらない臭気が立ち上る。 廊下も診察室も一階はどこもかしこも、病院にあるすべての消毒液をひっくりかえしたようにびちょびちょだった。 何かとてつもなく不潔なものを洗い流そうとしたのか、 それとも何かの臭いをかきけそうとしたかのように、病的なまでの執拗さで消毒液が水溜りを作る。 「ユッキー?」 いつの間にブレーカーが落ちたのか、ロビーはすっかり電気が消えている。 由乃はその薄暗い奥に呼びかけた。かすかな反響を伴って、由乃の声が消える。 返答はない。 しばらく目を閉じてじっと耳を澄ますと、やにわにロビーを通り抜けた。 すたすたと横切りソファーの下を覗き込む。 「ユッキー?」 ロビーで待っているはずではなかったのか。 植木鉢の裏から、受付の棚までくまなく調べるが雪輝は見当たらない。 雪輝はどこだろう。バックパックも何もかもを持って、雪輝はどこに行ってしまったのだろう。 ざわっと皮膚が粟立つ。また雪輝に置いていかれてしまったのだろうか。 もう由乃なんて知ったことではないと、突き放されてしまったのだろうか。 あのどうしようもなくやさしいキスは、もしかしてさよならの挨拶だった? 武器が何一つないことよりも、雪輝がいないという事実が怖い。 雪輝は由乃の生きる希望なのだ。雪輝がいなければ由乃は生きていけない。 ――まだ大丈夫、まだ大丈夫なはず。 由乃は呼吸を整えた。この島には敵がたくさんいる。 雪輝が生き抜くためには由乃が必要だ。敵がいる限り雪輝は必ず由乃を必要としてくれる。 雪輝は、また病院を探索しているのかもしれない。 由乃は一縷の望みをかけて階段に向かった。 一度調べただけでは足りずに、またくまなく病院を調査しているのかもしれない。 そういえば、ここは怪我をした弱者が集まりやすいところだし、 思いやりのある雪輝は――由乃としては不満だが――彼らを保護したいと考えているかもしれない。 堅固な建造物は篭城にも適している。よくよく建物を把握するのは益のあることだ。 由乃は自分の論理的な思考に満足を覚え、雪輝の冷静な行動を賞賛した。 二階から順に捜索していく。 雪輝は院内を見て回っているに決まっているのだから、もうあせる必要はない。 ひどく破壊された廊下を乗り越え、ひょいと覗いた部屋に血だまりを見つけて血の気が引いた。 あわてて駆け寄ったところで、どこともしれない男女の死体とわかりきびすを返す。 走ったせいで靴下に赤い染みがはねたのが気になった。 雪輝のことならすぐに見つけられる。 どんなに遠くに離れていても、どんなにたくさんの人の中でも、由乃は間違えずに必ず見つけられる。 だから、このときも由乃にはそれが雪輝だとすぐにわかった。 靴下の汚れを指でこすり、スカートのしわを何度も伸ばして、由乃はそっと雪輝に近づいた。 雪輝の猫のようにやわらかい髪が光の影になっている。 あの髪の毛が由乃は大好きだった。手触りが気持ちよくて、ずっとだって触っていたい。 でもあんまり触りすぎると、 「やめろよぉ」 そう言って雪輝はぷっと頬を膨らます。由乃はそのかわいらしいほっぺたも大好きだった。 でもあんまりつつくと横を向いてしまうので、そんな表情も大好きだけれど、だからたくさん触るのは寝ているときだけにしている。 今はもういくら触っても嫌がることもなく、その代わり、びっくりしたようにただきょとんと目を見開いた。 その首が、無残に引きちぎられ、食いちぎられ、はしたなく広げられた肉と骨と皮膚とのかたまりにつながっている。 由乃は、自分ののどから悲鳴がほとばしるのを聞いた。 それは名前を呼んだのかもしれないし、意味を成さないただの叫び声だったのかもしれない。 由乃は必死にかき集めた。雪輝だったものと、雪輝の部品と、雪輝を入れていた袋を必死にかき集めた。 服が汚れるのもかまわず、両腕を伸ばして床にちらばったそれらをひきずるようにしてかき集めた。 透明な涙が溢れて落ち、雪輝の血の色と交じり合う。 雪輝はこんなに小さかっただろうか。雪輝はこんなに少なかっただろうか。 雪輝が入っていたはずの袋は小さくて、次から次へと押し込める部品が、端からこぼれていく。 ちゃんと収まってくれないと、元に戻らない。 ひとつも残さずにきちんとしまえたら、部品がかみ合ってすっかり直る。 今までみたいに起き上がって動き出し、由乃をちょっと振り返ってはにかんだ笑顔を見せてくれる。 「ねえユッキー、私を見て。ねえ、私を見て」 雪輝は、応えない。驚いたような目は由乃を通り越してもっと遠くのほうを見ている。 由乃は真っ赤にそまった手を呆然と見つめると、雪輝の首をきつくきつく抱きしめた。 そうやって温めれば、鳥が雛を孵すように、雪輝が元の姿で現れると信じているかのように。 由乃のすんなりとした白い指が、雪輝の頬をなでる。 その肌触りを楽しむように何度か指を行き来させ、そっと温かみを失ったくちびるにそえた。 両腕で抱いたまま、身をかがめて己のくちびるとあわせる。 気持ち悪いなんてかけらも思わなかった。ただ、あのやわらかさがもう一度ほしかった。 少し緊張したような、いつものあのくすぐったさはないけれど、やさしい感触はいつもどおりでそれが無性に泣けてくる。 首をかしげるようにしてさらに深く口付けると、血の味が広がった。 ――これは、ユッキーの味なんだ。 猫がミルクをなめるように、舌で雪輝のくちびるをたどる。 こうしていると由乃の体温が伝わって、雪輝が生きているような錯覚にとらわれる。 いや、本当に錯覚なんだろうか。本当に雪輝は生きていないのだろうか。本当は、雪輝は生きているのではないか? 由乃は情熱的なキスのようにくちびるをあわせると、ゆっくりと血を吸い出した。 鉄錆じみた液体を確かめるように舌に乗せる。 にちゃにちゃとやや粘り気ある部品を手のひらいっぱいにつかみ、子犬のように鼻を利かせた。 これは、本当に雪輝の味か? この生臭い死の香りは、本当に雪輝のにおいか? この、手の中でぐずぐずとつぶれていくような残骸が本当に雪輝なのか? 「違う……」 由乃の魂がぽつんと言葉を漏らした。 「ユッキーじゃない……これはユッキーじゃない……ユッキーじゃないわ……」 それは現実からの逃避か、それとも異常者ゆえの直感か。 由乃の舌が、鼻が、手が、体が、精神が、これが雪輝であることを否定している。 これは雪輝ではない、と全身が言っている。 雪輝はこんなものではない。こんなものが雪輝であるわけない。あっていいはずがない。 由乃は確信を持った動きで、ごみのように投げ捨てた。 パンくずを払うようにスカートにこぼれた破片を払い落とす。 真っ赤に汚れてしまっている。においもひどい。由乃は強い憤りを感じた。 怒りに任せてきっとにらみつける。 「おまえだなああ、秋瀬或ぅ! おまえがユッキーのふりをしてわたしをだまそうとしたなあああ! ユッキーになりすまそうなんて、死んで当然じゃないの。 アハハハハハこんなところで死んでたなんてアハハいい気味だわアハハハハハ!」 げらげら、げらげら。由乃が笑った。 由乃をだまさんとした『秋瀬或』の死体が、とてつもなくおもしろいものに見える。 いつも姑息な手を使って雪輝をたぶらかそうとする秋瀬或が、自らの策謀に溺れ死んでいるのだ。 雪輝になりすまし、どうせまたろくでもないことをたくらんでいたに違いない。 突然、由乃は笑いはおさめた。 薄汚くよごれた床をじいっと目に留めると、蛇のようなすばやさで携帯電話を拾い上げる。 パチリと二つ折りを開き、液晶画面を目にくっつけるようにして覗き込んだ。 画面を見つめたまま、両手でキーを打ち始める。すさまじい勢いで日記が更新され始めた。 動くもののいなくなった病院に、ただプラスチックの音だけが切れ目なく響く。 固まったように同じ姿勢をとったまま、由乃親指は盤面を往復する。 疲れも見せず休むこともなく打ち続けて、不意にその動きが静止した。 はじめたときと同じような唐突さで音がとまる。 由乃は、居眠りをしているかのように頭をゆっくりと数度揺らし、その首ががくんと後ろに倒れる。 そうしていたのは数秒のことだが、次にふらりと顔をあげたときにはすっかり穏やかな表情をしていた。 ――こんな凄惨な現場にまるで似つかわしくない、ふつうの女の子のようなあどけない表情に。 付近に広がった血の宴にも『秋瀬或』の死体にもまるで目をくれることはなく、手元をはっと見る。 なぜそれが手の中にあるのか理解できないふうにしげしげと手の中を見つめてかすかに微笑んだ。 「ユッキーのケータイ♪」 由乃がすっかり書き換えた無差別日記には、もうDEAD ENDフラグなんてどこにもない。 もちろんだからといって何もかもがなかったことになるわけじゃない。 でも、由乃にとってはそれはまぎれもなく雪輝の日記で、 無差別日記が未来を予知し続ける限り雪輝はどこかで生きているわけで、 だからこれは由乃だけの無差別日記。 「待っててね、ユッキー。 どこであっても、私はユッキーに追いつくわ」 由乃の手がどこまでもやさしく、日記をなでていた。 【天野雪輝@未来日記 死亡】 【D-2/病院3階廊下/1日目/午後】 【とら@うしおととら】 [状態]:ダメージ(大)、脇腹に大穴、左足欠損、銃創多数 [服装]: 口周りに血がべったり [装備]:万里起雲煙@封神演義 [道具]:支給品一式×7、再会の才@うえきの法則、砂虫の筋弛緩毒(注射器×1)@トライガン・マキシマム、逃亡日記@未来日記、 マスター・Cの銃(残弾数50%・銃身射出済)@トライガン・マキシマム、デザートイーグル(残弾数5/12)@現実 マスター・Cの銃の予備弾丸3セット、不明支給品×1、詳細不明衣服×? [思考] 基本:白面をぶっちめる。 1:体力を回復させる。 2:強いやつと戦う。 3:うしおを捜して食う。 4:"ユノ"という名前に留意。 [備考] ※再生能力が弱まっています。 ※餓眠様との対決後、ひょうと会う前からの参戦です。 ※会場を、仙人によってまるい容器の中に造られた異界と考えています。 ※雪輝を食った後、病院からは立ち去っています。 どこへ向かったかは後の書き手さんにお任せします。 【我妻由乃@未来日記】 [状態]:健康、 [服装]:やまぶき高校女子制服@ひだまりスケッチ [装備]:飛刀@封神演義 [道具]:支給品一式×8、パニッシャー(機関銃 0% ロケットランチャー 0/1)(外装剥離) @トライガン・マキシマム、 機関銃弾倉×2、ロケットランチャー予備弾×1、 真紅のベヘリット@ベルセルク、無差別日記@未来日記、ダブルファング(残弾0%・0%、0%・0%)@トライガン・マキシマム ダブルファングのマガジン×8(全て残弾100%)、首輪に関するレポート、 違法改造エアガン@スパイラル~推理の絆~、鉛弾0発、ハリセン、 研究所のカードキー(研究棟)×2、鳴海歩のピアノ曲の楽譜@スパイラル~推理の絆~、 不明支給品×4(一つはグリード=リンが確認済み、一つは武器ではない) [思考] 基本:天野雪輝を生き残らせる。 0:天野雪輝を捜す 1:雪輝日記を取り返すため鳴海歩の関係者に接触し、弱点を握りたい。 人質とする、あるいは場合によっては殺害。 2:雪輝日記を取り返したら、鳴海歩は隙を見て殺す。 3:ユッキーの生存を最優先に考える。役に立たない人間と馴れ合うつもりはない。 4:邪魔な人間は機会を見て排除。『ユッキーを守れるのは自分だけ』という意識が根底にある。 5:『まだ』積極的に他人と殺し合うつもりはないが、当然殺人に抵抗はない。 [備考] ※原作6巻26話「増殖倶楽部」終了後より参戦。 ※安藤(兄)と潤也との血縁関係を疑っています。 ※秋瀬或と鳴海歩の繋がりに気付いています。 ※飛刀は普通の剣のふりをしています。 ※病院の天野雪輝の死体を雪輝ではないと判断しました。 本物の天野雪輝が『どこか』にいると考えています。 ※無差別日記は由乃自身が入力していますが、 本人は気づいていません(記憶の改竄) ※D-2病院4階ナースセンターに雪輝の罠が仕掛けられています。 扉を開くとFN P90(50/50)が発射されます。 ただし、素人作りのため正常に作動する保証はありません。 拡声器も同所にあります。 時系列順で読む Back コップ一杯分の勇気 Next Master of the Game 投下順で読む Back コップ一杯分の勇気 Next Master of the Game 147 コップ一杯分の勇気 天野雪輝 GAME OVER 147 コップ一杯分の勇気 我妻由乃 156 AGITATOR/FOLLOWER 147 コップ一杯分の勇気 とら 151 あるるかん -虎乱-
https://w.atwiki.jp/ymst/pages/330.html
【名前】 ワルター・フォン・シェーンコップ 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】ワルター・フォン・シェーンコップ特性斧;降った時の衝撃波で惑星を破壊できる 素では戦車の装甲さえ破壊できる 本人はかなり鍛えた軍人並み 【防御力】装甲服;すべての打撃エネルギーを自動で地表に逃がす 鍛えた軍人並み 【素早さ】なぜか光速の6倍で常に行動している 【特殊能力】なし 名前 コメント